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一棟貸し平戸のこと

一棟貸し平戸のはじまり

一棟貸し平戸のはじまりは、当館オーナーが「アルベルゴ・ディフーゾ」を知ったことにさかのぼります。

​イタリア語で「アルベルゴ」は"ホテル"、「ディフーゾ」は"分散・拡散"を意味し、「分散型ホテル」「地域丸ごとホテル」と解されます。

誰も住んでいない空き家を活用し、観光客を呼び込み、地域を活性化させようとして始まった「アルベルゴ・ディフーゾ」という取り組み。

その着想から、2018年長崎県平戸市内に第一号となる「一棟貸し平戸よこた(平戸市田平町)」をオープンさせ、「一棟貸し平戸こせら(平戸市大久保町)」「一棟貸し平戸俺んち(平戸市田助町)」等をオープンさせてまいりました。

​たくさんの"ご縁"を大事に、感謝の気持ちを忘れることなく、これからもゲストさまを"おもてなし"してまいります。

一棟貸し平戸_長崎県平戸市

古民家を改装して

“一棟貸し平戸のお宿”として現在活躍してくれている施設たち。

元はと言えば平戸市内にある「人の住んでいない古民家」でした。

空き家になってからの年数や保存状態は施設それぞれ異なりますが、やはりそれらは「人のいない家」。
家財道具が放置されたままだったり、壁や畳がところどころ痛んでいたり、そのままで利用するのは難しい状態でした。

ただしそれは表面上の問題。家族を思い、確かなものを注文し、それに応えるかのように丹精込めて家づくりをした当時の職人さんたち。そして、その家を手放すことなく大切に残されてきたご家族たち。

たくさんの人の思いと温かみが残る家を、そのまま活かすことが可能だと判断し、部分的に修繕を済ませ、現在は“一棟貸し平戸”として、お客様方の新たな思い出が作られる場として活躍してくれています。

一棟貸し平戸“◯◯”のヒミツ

よこた、こせら、まつやま…
施設それぞれ異なるネーミング。

実は、古民家の元持ち主さんのお名前から取っています。

ある施設に関して言えば、数十年前、息子さんがお孫さんを連れて遊びに来ていた話を聞きました。
おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に裏の畑で野菜を収穫したり、虫採りなどをしていた話も。
家にはそれぞれ、ご家族みんなの思い出と歴史が詰まっているのです。

ご縁あって家々を引き継ぐことになりましたが、その思い出と歴史を何とか違う形でも残せないだろうか。

その結論が、”元の持ち主さんのお名前を入れる”ことでした。

一棟貸し平戸_貸し切りの宿
一棟貸し平戸_長崎県貸し切りの宿

やさしいお宿

一棟貸しのお宿を始めるにあたり温かく迎え入れてくれた平戸。この場所に恩を返すために何が出来るだろう。その答えの一つが「地元の女性がイキイキと働ける場所をつくる」こと。

女性が活躍している場所は本当に元気。小さくともそんな環境を育てることが後の平戸のためになると強く信じています。

従業員を縛り付けるマニュアルはほとんどありません。彼女たちのまっすぐな「本当に来てくれてありがとう」の気持ち、そして、それを理解して育ててくださるお客様。平戸という場所で。

そんなお互いのやさしい気持ちが交差するお宿を目指して。

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